2023年は、ようやく以前の日常が戻りそうです。しかし、コロナ禍がもたらした働き方の多様化やリモートワークの浸透は、終わるどころか、ますます進みそうです。
そこで重要となるのは、「セルフ・マネジメント・スキル」です。
リモートワークを選択する、フレックスタイムで働くなど、働き方がある程度自由になるということは、自分のことは自分でマネジメントしなければならないということ。
評価面でも、オフィスワークの場合は、ある程度仕事のプロセスを評価されることもありますが、プロセスをある個人にゆだねられる働き方の場合、仕事の評価はより成果に比重が置かれるようになります。
この状況でビジネス・パーソンに求められるのは、自分で自分を管理、コントロールする「セルフ・マネジメント能力」です。
目指すべき目標に向かって、いかに自分自身で行動をマネジメントし、望む結果を出すことができるか、これからのビジネス・スキルの大事なポイントのひとつになりそうです。
セルフ・マネジメントとは、目標達成や自己実現のために、自分自身を律し管理すること。
目標に向かって、自分の能力を最大限に発揮することです。
セルフ・マネジメント能力に欠かすことができないカギは、自分にとって正しい目標設定(Goals)を行うこと、目標達成に向かって行動計画(Tasks)を立てることです。
進むべき方向を間違えないように、自分にとって正しい目標設定をする必要があります。
ただし、「自分にとって正しい」とは、自分の周囲の人たちの期待に応えること、そして、自分の成長につながるものであることが必要です。また、モチベーション維持のために、スキルや能力にあった、適切な難易度の目標「ストレッチ目標」であることも重要です。
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正しい目標に向かうためには、あなたの行動が必要です。行動を起こすには、ゴールに近づくための日々のタスクに落とし込むという、計画が必要となります。
その際、できるだけ小さなタスクに分解し、最小で具体的なタスクとして計画することです。実行の可能性が高まると同時に、タスクを実行することで、達成感が生まれ、次のタスクへのエネルギーになります。
フランクリン・プランナーは、セルフ・マネジメントを効果的に行うための機能がそろっています。自分が本当にやりたいことを目標に掲げ、その目標に向かって進むために、1年、1か月、1週間、1日単位で自分の行動を計画し、実行するまでの、プランニング~マネジメントが効果的にできるように設計されています。